ドンキホーテの強みを語る大原孝治
2017年の10月に、オープンから1年も待たずして撤退したドン・キホーテ神保町靖国通り店について質問された代表取締役兼CEOの大原孝治氏は「所有物件なのでノーダメージです。」と、同社の出店スピードに隠された強みについて語っています。大原孝治氏によると、閉店した店舗は不動産事業へと転換して賃貸物件とするため、閉店の決断を早期に行えることが経営上の強みになっていることを明かしました。ドンキホーテの出店は、居抜き物件を使用して出店コストを抑えることが出来ており、「これは失敗だ」と感じた時にはすぐに撤退を決めるそうです。
驚くことに、神保町靖国通り店ではオープンから2週間で失敗であることを悟り、撤退に向けた準備を開始したといいます。
また、ドンキホーテホールディングスには主力である「ドン・キホーテ」の他にも、「MEGAドン・キホーテ」と「ピカソ」という別業態があり、出店する地域に合わせて業態を変えることが可能であることも同社の強みです。さらに、同じ「ドン・キホーテ」であっても出店エリア周辺の特徴を活かして、それぞれに独立した店舗づくりを行っていることで周辺にある系列店との棲み分けが可能であると説明しています。業界内では驚異的な出店スピードがたびたび話題になるドン・キホーテですが、その裏には出店が失敗だと感じた時にはすぐに撤退を決めることができるというドンキホーテホールディングス特有の数々の強みが隠されているのです。